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福井県副知事「関電姿勢見極め」 大飯3、4号、再稼働方針に注文 

  • 2017年9月5日
  • 11:20
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大飯原発3、4号機の安全審査終了と再稼働の方針を藤田穣副知事(手前)に伝える関西電力の豊松副社長=4日、福井県庁
大飯原発3、4号機の安全審査終了と再稼働の方針を藤田穣副知事(手前)に伝える関西電力の豊松副社長=4日、福井県庁

 関西電力の豊松秀己副社長は4日、福井県庁を訪れ、大飯原発3、4号機の安全審査終了と再稼働の方針を藤田穣副知事に報告した。再稼働の同意判断について藤田副知事は、使用済み燃料の中間貯蔵施設の県外立地や消費地での理解活動の充実強化など「関電がどのような姿勢で臨んでいくかが極めて重要」とし、慎重に見極める姿勢を示した。

 豊松副社長は大飯3、4号機の現状を説明した。保安規定などの安全審査は1日までに全て終了。高浜、大飯両原発で同時に事故が発生する「同時発災」時の事故制圧体制などを示した。

 これに対し、藤田副知事は▽プラントの安全確保の徹底▽中間貯蔵施設の県外立地▽県民、電力消費地における理解活動の充実強化―3点を強く求めた。

 関電は2020年ごろに、中間貯蔵施設の県外立地地点を確定することを約束している。藤田副知事は「20年まであと3年。国と具体的に協議している姿が伝わってこない。いまだに実現への道筋が分からない」と厳しく指摘。国と協議を進め、具体的な方策を早く明示するよう求めた。

 安全審査や安全対策工事については、「県原子力安全専門委員会で現地視察を含め技術的専門的な観点から確認する」とした。理解活動に関しては「効果を十分検証し、常に改善しながら活動を強化してほしい」と述べた。

 豊松副社長は、中間貯蔵施設について「国と連携を進めて、見える形で示していく必要があると思っている。不退転の覚悟で取り組んでいく」と強調した。

 地元同意判断手続きは、おおい町会が8日の全員協議会で再稼働に同意する見通し。同町会の意向を受け、中塚寛町長は現地視察を行った後、判断することを明言している。西川一誠知事は、おおい町の判断や県原子力安全専門委、9月県会の議論を総合的に判断するとみられる。


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