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大飯原発3、4号の全審査終了 規制委、保安規定を認可

  • 2017年9月2日
  • 09:35
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 原子力規制委員会は1日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転管理ルールを定めた保安規定を認可した。これで2基の再稼働に必要な安全審査は全て終了した。関電は2017年度内の2基の再稼働を目指しており、県やおおい町の地元同意判断が焦点となる。

 保安規定の申請書は約720ページ。火災、内部溢水、重大事故等の発生時、原子炉施設の保全活動を行う体制を整備することなどを盛り込んだ。

 大飯3、4号機は2013年7月に安全審査を申請。規制委は今年5月、新規制基準に適合すると認める「審査書」を正式決定した。8月25日には、設備の詳細設計をまとめた工事計画を認可した。

 これを受け、関電は同28日に、再稼働前の最終手続きとなる使用前検査を申請した。計画では、3号機は来年1月中旬、4号機は同3月中旬の再稼働を目指している。

 一方、再稼働に向けた地元同意手続きは動きが進んでいる。おおい町議会は、8日の全員協議会で再稼働に同意する見通し。同町議会の意向を受け、中塚寛町長は現地視察を行った後、判断することを明言している。

 県原子力安全専門委員会の中川英之委員長は8月29日の委員会後、記者団に「今後、規制庁から工事計画と保安規定の説明を受ける。認可された設備や(高浜、大飯両原発で同時に事故が発生する)同時発災を想定した事故制圧訓練を視察したい」と述べ、これらを踏まえ委員会として総括する意向を示している。

 西川一誠知事は同31日の定例会見で「9月県議会で議論されると思う」と見通しを示した。おおい町の判断や専門委、県議会の議論を総合的に判断するとみられる。安全審査が全て終了したことを受け、県安全環境部の清水英男部長は「専門委で規制庁や事業者から説明を受け、県としてしっかり確認していく」と話した。


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