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東電は主体的に廃炉を 規制委田中委員長が退任控え会見

  • 2017年9月1日
  • 14:02
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5年間を振り返り、記者会見する原子力規制委の田中俊一委員長=31日午前、東京・内幸町の日本記者クラブ
5年間を振り返り、記者会見する原子力規制委の田中俊一委員長=31日午前、東京・内幸町の日本記者クラブ

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は31日、9月18日の退任を前に東京都内の日本記者クラブで記者会見し、初代委員長としての5年間を振り返った。東京電力の社内で、原発の安全確保に関する体制が福島第1原発を教訓に改善したのかを問われ「(廃炉をどう進めるかなどの)計画は国の指示で決めていて望ましい姿ではない。行政機関にそのような能力はないし、国がとことん責任を負えるのかも疑問だ。東電の主体的役割が不足している」と指摘した。

 廃炉作業で最大の難関とされる溶融核燃料の取り出しが実現可能かについては「今は結論的なことが言える段階ではない。容易なものではない」と述べた。

 田中氏は「(第1原発事故によって)原子力規制への信頼がどん底に落ちていた状況で、委員長を引き受けた。信頼回復をするため5年間やってきた」と話した。また「規制委の独立性や中立性を貫いてきた。私の退任後もこの状況を発展させてほしい」と述べた。

 田中氏は福島市出身で放射線物理学の専門家。原子力委員会の委員長代理や日本原子力学会の会長を歴任した。第1原発事故後は、福島県飯舘村などの除染アドバイザーを務めた。


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