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高浜、大飯原発 同時事故想定訓練 来月、関電が初実施

  • 2017年8月30日
  • 09:04
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 関西電力は29日、福井県の高浜、大飯両原発で同時に事故が発生する「同時発災」を想定した事故制圧訓練を9月に初めて行うことを明らかにした。原子力規制庁によると、2015年に東京電力が福島第1、2原発で同時発災想定の訓練を行っているが、運転中の原発では初めて。


 この日県庁で開かれた県原子力安全専門委員会で公表した。

 関電の原発は高浜3、4号機が営業運転中。大飯3、4号機は25日、新規制基準に基づく工事計画が原子力規制委員会から認可された。関電が28日に示した計画では、大飯3号機は来年1月中旬、大飯4号機は同3月中旬の再稼働を目指している。保安規定の認可や地元同意手続きが順調に進めば、17年度中に4基が同時に動くことになる。

 委員会では、関電が同時発災時の事故制圧体制などを説明した。訓練は両原発の少なくとも1基ずつで全電源を喪失したとの想定で、炉心溶融を防ぐための対応を確認する。美浜町の原子力事業本部に設置する緊急時対策本部で情報の集中による混乱を防ぐため、発災している原発ごとに原子力事業本部の副事業本部長を統括として配置し指揮を執る。原子力事業本部長は、必要に応じて2人の統括に対し、指示や助言を行うとしている。

 事故制圧は一義的に各発電所長が行う。大飯原発には初動対応要員として64人、高浜には70人が24時間体制で常駐している。訓練では指揮命令系統を中心に、原子力事業本部と高浜、大飯両原発の連携を確認する。関電の自主的な訓練のため、高浜、おおい町民らの避難訓練などは実施しない。

 委員会後、中川英之委員長は記者団に「同時発災時の情報連絡や伝達、本部内のデスク配置などがスムーズにいくかを確認する」と述べ、訓練を視察する考えを示した。

     


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