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大飯3、4号の工事計画認可 関電、26日から追加対策着手

  • 2017年8月26日
  • 11:05
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工事計画が認可された大飯原発(右から)3、4号機=2016年3月、本社ヘリから
工事計画が認可された大飯原発(右から)3、4号機=2016年3月、本社ヘリから

 原子力規制委員会は25日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の設備の詳細設計をまとめた工事計画を認可した。関電は26日から、規制委から求められている追加の安全対策工事に着手する。28日にも再稼働前の最終手続きとなる使用前検査を申請する方針だが、当初予定していた11月の営業運転は12月以降にずれ込むとみられる。

 大飯3、4号機は、東京電力福島第1原発事故を受け新規制基準が策定された2013年7月に安全審査を申請。規制委は今年5月、新規制基準に適合すると認める「審査書」を正式決定した。

 大飯3、4号機の工事計画の申請書は約11万6千ページ。基準地震動856ガルや津波の高さ6・3メートルなどに対応できるとした約440設備が認可された。

 工事計画認可を受け、関電は26日から、規制委が要求している工事計画認可後に実施しなければいけない追加の安全対策工事を始める。1次冷却水が漏れたときにたまるプールへの漏えい検出器1台の設置工事で、約5日間かかる。関電は安全対策工事終了を7月中と見込んでいたが、約1カ月遅れる形となった。

 16年2月に使用前検査に合格し、営業運転した高浜3号機は安全対策工事終了後、使用前検査に約4カ月を要した。

 関電は28日にも、設備や機器が認可通りに設置されているかや、性能を有しているかを現地で確認する使用前検査を規制委に申請する。申請書類には、工事計画認可を踏まえて、営業運転時期などを明記する。

 再稼働には、運転管理上の運用ルールや手順など原子炉施設の運用に関する事項を示した保安規定の認可が必要。さらに、福井県やおおい町の地元同意手続きが必要となる。

 おおい町の中塚寛町長は「時間を要したものの、慎重に審査された結果であり、より安全性が向上することを期待している。事業者は今後とも緊張感を持って、安全を最優先に取り組んでほしい」とコメントした。西川一誠知事はコメントしなかった。

 この日、規制委は九州電力玄海原発3号機(佐賀県)の工事計画も認可した。


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