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遮水壁、残り7メートル凍結開始 福島第1原発の汚染水対策

  • 2017年8月22日
  • 12:22
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 バルブを開けて「凍土遮水壁」の未凍結区間の配管に冷却材を流す作業=22日午前9時ごろ、福島第1原発(代表撮影)
 バルブを開けて「凍土遮水壁」の未凍結区間の配管に冷却材を流す作業=22日午前9時ごろ、福島第1原発(代表撮影)

 東京電力は22日、福島第1原発1〜4号機の周囲の地盤約1・5キロを凍らせる汚染水対策「凍土遮水壁」で、建屋西側に残る未凍結区間約7メートルの凍結を始めた。完了には数カ月かかり、早ければ今秋になる見通し。国費約350億円が投じられた凍土壁は、昨年3月末に凍結を開始してからようやく全面運用となる。

 第1原発では、原子炉建屋内に地下水が流入して事故で溶け落ちた核燃料に接触したり、たまっている高濃度汚染水に混ざったりして、汚染水が増加。これを食い止めるために地中に氷の壁をつくり、建屋に流入する地下水を減らす。

 1〜4号機を取り囲むように配管を埋め、冷却材を循環させることで地中に氷の壁を築く。一度に凍結させると地下水位が急激に変動し、建屋地下の高濃度汚染水が漏れ出す恐れがあるため、段階的に凍結範囲を拡大してきた。

 この日は、残り区間の配管に冷却材を流すため、バルブ11カ所を開ける作業を実施。

 原子力規制委員会は今月15日、凍土壁の全面凍結を認可した。


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