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日報隠蔽審査、稲田氏出席せず 10日、「説明責任」に批判も

  • 2017年8月10日
  • 09:08
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特別防衛監察結果のポイント
特別防衛監察結果のポイント

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報隠蔽(いんぺい)問題を巡り、衆参両院で10日に閉会中審査が開かれる。稲田朋美元防衛相(衆院福井1区)の関与の解明が焦点となる。野党は稲田氏の参考人招致を求めたが、9日の衆院安全保障委員会理事懇談会で与党が反対し、招致は見送られた。参院外交防衛委員会では引き続き協議。説明責任の観点から、稲田氏が出席しない質疑に批判が強まる可能性もある。

 閉会中審査は10日午前に衆院安保委、午後に参院外交防衛委で開かれ、政府参考人として防衛省の辰己昌良審議官が出席する。統合幕僚監部総括官だった辰己審議官は2月13、15日、稲田氏に対し、他の防衛官僚らと日報に関する説明をしており、野党は当時のやりとりを追及する構えだ。

 野党は衆院安保委で陸自が問題の経緯をまとめ、防衛監察本部に出した報告書の提出も求めたが、与党は応じなかった。

 7月28日公表の特別防衛監察結果は、2月13、15日、陸上自衛隊や辰己審議官ら防衛省の幹部から稲田氏に、日報の取り扱いなどの説明があったと認定した。その際に「日報データの存在について何らかの発言があった可能性は否定できない」とした上で、稲田氏が存在の事実を公表するかどうか決定、了承したことはないと結論付けた。

 データ存在の報告を口頭で伝えたとする出席者がいる一方、稲田氏ら複数が否定した。

 しかし、複数の政府関係者は稲田氏が報告を受け、非公表とする方針を了承したと証言し、監察結果とは大きく異なる。

 日報問題に関し、小野寺五典防衛相は9日、防衛省に新設した情報公開査察官や、情報公開業務の担当職員らに「説明責任を果たし、国民の信頼を早急に回復することが重要だ」と訓示した。

 辰己審議官は日報に関する状況を正確に把握せず、事実と異なる説明資料を作ったなどとして7月28日付で停職2日の処分を受けていた。


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