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関電社長「安全の実績重ねる」 美浜原発事故13年で犠牲者追悼

  • 2017年8月10日
  • 07:44
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石碑の前で犠牲者を悼み、安全最優先を誓う関西電力の岩根社長(右)ら=9日、福井県美浜町丹生の美浜原発
石碑の前で犠牲者を悼み、安全最優先を誓う関西電力の岩根社長(右)ら=9日、福井県美浜町丹生の美浜原発

 関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)で作業員5人が死亡、6人が負傷した蒸気噴出事故から丸13年を迎えた9日、関電は美浜町丹生の同原発で追悼式を行った。幹部らが黙とうをささげ、安全の実績を積み重ねていくと誓った。3号機の40年超運転に向け、岩根茂樹社長は「安全対策工事を一歩一歩確実に進め、地域の理解をたまわりながら安全最優先に再稼働を実現させる」と決意を示した。

 事故は2004年8月9日午後3時22分、運転中の3号機タービン建屋で2次系配管が破裂し、高温高圧の蒸気と熱水が噴出。定期検査の準備作業をしていた協力会社の作業員が犠牲になった。

 この日は岩根社長や副社長の豊松秀己・原子力事業本部長ら約50人が参列。構内に設置された「安全の誓い」の石碑前に整列し、岩根社長が誓いを読み上げた。事故発生時刻に全員で黙とうし、献花台で一人一人が花を手向け犠牲者を悼んだ。

 この後、岩根社長は協力会社の社員約130人に対し、より一層の安全安心の確保に向けた協力を要請。1月に高浜原発構内で起きた大型クレーン倒壊事故に触れ「組織全体のリスク感受性を高める」と話した。社員260人にも訓示した。

 岩根社長は終了後、3号機の40年超運転に関し「13年前の事故は自らチェックする姿勢に欠けていた。点検管理をしっかり行い、機器は極力新しいものに取り換え、予防保全工事をして安全運転を続ける」と述べた。

 3号機は、原子力規制委員会が昨年11月に運転延長を認可。関電は安全対策の工事完了を20年1月としている。


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