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ヨウ素剤の更新手続き開始 高浜町皮切りに1万人対象

  • 2017年8月7日
  • 09:43
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安定ヨウ素剤が入った筒状の容器を受け取る住民たち=5日夜、福井県高浜町文化会館
安定ヨウ素剤が入った筒状の容器を受け取る住民たち=5日夜、福井県高浜町文化会館

 福井県内の各原発からおおむね5キロ圏内の住民を対象に、事故時の甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤の更新手続きが5日、福井県高浜町を皮切りに始まった。県と嶺南5市町は10月14日までの日程で約1万人を対象に順次説明会を開き、新しい薬剤の配布を進める。

 県は2014年に敦賀、美浜、小浜、おおい、高浜の各市町の5キロ圏内に住む3歳以上向けに薬剤を一括購入し順次配布を進めてきたが、今年10月末に3年間の使用期限が切れるため、更新が必要となった。新規を含む対象者は5市町で計9958人(4月1日現在)。

 初日は高浜町内の2カ所に会場が設けられた。そのうち午後6時開場となった同町文化会館には73人が訪れ、計227人分(新規12人分、更新215人分)を受け取った。問診の上、住民1人分は家族が受け取りを辞退した。

 問診票を基に保健師が過敏症の有無などを確認した後、新しい薬剤と交換し、筒状の容器に入れて持ち帰った。新規の人は服用時期や副作用、保管方法などを説明するビデオを見てから手続きした。

 自身と夫、義母の3人分を更新した主婦(55)は「副作用の不安はなく、自分の身を守るためには持っていた方が安心」と話し、希望して説明ビデオを見た男性(64)は「持病の薬との飲み合わせが悪くないか確認できてよかった」と言い、家族3人分を交換して持ち帰った。日中には同町青郷公民館にも会場が設けられ、来場した177人に計515人分が配られた。

 13歳以上には丸剤2錠、3〜13歳未満は同1錠、3歳未満にはゼリー剤1包が配られる。県地域医療課によると、6月時点での配布率は80・3%。


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