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「いちほまれ」来月試験販売 首都圏売り場専門員配置へ

  • 2017年8月5日
  • 08:55
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 福井の新ブランド米「いちほまれ」の試験販売が9月下旬から始まるのを前に、福井県と県JAグループでつくるふくいブランド米推進協議会は、首都圏の百貨店や高級スーパーなどの売り場に、いちほまれの特長や最もおいしい食べ方に関する情報を提供する専門員(コンシェルジュ)を配置する準備を進めている。味や名称にこだわったコメの新銘柄が全国各地で続々と誕生する中、顧客満足度向上のための他県には例のない取り組み。来年の本格販売へ、リピーター獲得などに力を入れる。

 コンシェルジュは女性15人程度を想定。そろいのコスチュームに専用バッジを着けて、店頭に立ってもらう。それぞれ野菜ソムリエや栄養士など食に関する知識が豊富な人を採用する。

 情報提供で特に力を入れるのが▽絹のような白さと艶(つや)▽口に広がる優しい甘さ▽粒感と粘りの最高の調和―のいちほまれの“3大特長”に加え、一番おいしく食べてもらうためのとぎ方や炊き方のコツ。「最初のすすぎや炊飯は軟水で」「炊き上がったら素早く切り混ぜて、余分な水分を飛ばす」など、県農業試験場の研究員が何度も炊き、食べて、いちほまれに最も適していると確立した方法を伝える。観光PRなど福井県全体の情報発信にも努める。

 コンシェルジュは全員、9月下旬に予定する「いちほまれ新米発表会」までに研修を受ける。県職員からコシヒカリの歴史や、20万種から絞り込んだ開発ストーリー、栽培方法などを学ぶほか、接客マナーの向上を図る。

 県福井米戦略課の担当者は「百貨店などでは、開発の経緯や栽培方法などを吟味した上でコメを選ぶ人が多い。対面販売での会話を通じて福井のコメの認知度を高め、しっかりと売り込んでいきたい」と話している。

 いちほまれの今年の生産量は、120ヘクタールの作付けで計600トンを計画。県内131経営体が栽培している。同課によると生育は順調で、今後は生産者研修会を開いて水管理の徹底や病害虫防除、台風対策、胴割れ防止対策などを呼び掛けていく。

 コンシェルジュは、今年3月に策定した「ポストこしひかりブランド化戦略」に盛り込んだ「消費者への商品説明やフォローを徹底」「対面販売で消費者ニーズを把握し、生産・販売に反映することでリピーターを確保する」といった販売方針に基づいて配置する。


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