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大洗被ばく深刻度「レベル2」 規制委異例の厳しい評価

  • 2017年8月3日
  • 07:30
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原子力事故の国際評価尺度
原子力事故の国際評価尺度

 原子力規制委員会は2日の定例会合で、6月に起きた日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)の作業員内部被ばく事故について、深刻度をレベル7から0の8段階で示す国際評価尺度(INES)で、上から6番目の「レベル2」(異常事象)に当たると暫定的に評価した。作業員が放射性物質プルトニウムを吸い込む異常事態を厳しく判断した。これまで国内で起きた原発の事故やトラブルはほとんどがレベル0で、レベル1以上は極めて異例だ。

 レベル2は、1991年に関西電力美浜原発2号機で蒸気発生器の細管が破断し、日本の原発で初めて緊急炉心冷却装置(ECCS)が作動した事故に匹敵。他に99年に停止中の北陸電力志賀1号機(石川県)の原子炉が一時的に臨界となったにもかかわらず隠蔽(いんぺい)していた事故などがある。

 ■日本原子力研究開発機構 高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の運営や放射性廃棄物処分の研究など、日本で唯一の原子力に関する総合的研究開発機関で、文部科学省所管の国立研究開発法人。2005年、当時の日本原子力研究所と核燃料サイクル開発機構を統合して発足した。本部は茨城県東海村。サイクル機構の前身は動力炉・核燃料開発事業団(動燃)で、1995年のもんじゅナトリウム漏れ事故は動燃当時に起きた。政府は昨年、もんじゅの廃炉を決定した。


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