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原発事故時の避難先で市民交流へ 敦賀から大和郡山訪ね金魚すくい

  • 2017年8月2日
  • 16:15
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練習を兼ねて開かれた野神区の金魚すくい大会=福井県敦賀市の野神神社
練習を兼ねて開かれた野神区の金魚すくい大会=福井県敦賀市の野神神社

 原発事故時に広域避難先となる奈良県を視察する福井県敦賀市の市民研修事業で、第1弾として同市野神区民が8月20日に視察する。区民約30人が拠点避難所や広域避難施設を巡りながら研修を受けると同時に、大和郡山市で開かれる全国金魚すくい選手権大会に出場し、現地の住民らと交流を深める。

 県の広域避難計画要綱では市民の県外避難先は奈良県の奈良、天理、生駒、大和郡山の4市で、このうち野神区は大和郡山。市はほかの奈良、天理、生駒の3市についても年度内に視察を行い、来年度以降も継続していくという。

 野神区が希望し、こども会なども含めて30人が視察する。研修ではバス内で避難についてDVDで説明を受けるほか、事故時に放射能汚染検査場に設定される北陸道の賤ケ岳サービスエリアに立ち寄り、場所を確認。敦賀からの所要時間や、現地の雰囲気を感じてもらう。

 同区の避難先の一つとなっている大和郡山市総合運動公園多目的体育館が、金魚すくい選手権の会場となっており、避難施設の概要確認と交流を目的に参加を決めた。

 選手権に向け7月29日に開かれた同区の納涼祭では、練習を兼ねて金魚すくい大会を開催。全国選手権と同じ金魚をすくう道具「ポイ」を仕入れ、本番と同じ条件で熱戦を繰り広げた。選手権には区民3人1組の10チームが出場する。

 敦賀をPRする場もあるといい、大塚佳弘区長は「敦賀から来たことをアピールし、敦賀を理解してもらいたい」と話している。

 1日の定例会見で渕上隆信市長は「敦賀の人も避難先はどんなところだろうと、不安だし、奈良の人もどんな人が来るんだろう、という不安がある。奈良県は意外と近いのに遠くに感じている。観光を兼ねて交流できるといい」と期待した。


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