福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

エネルギー計画、見直し着手へ 経産省、原発の扱い焦点 

  • 2017年7月31日
  • 08:37
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0
日本の電源構成比率
日本の電源構成比率

 経済産業省は8月上旬にエネルギー基本計画の見直しに着手することが30日、分かった。2014年に閣議決定した前回の計画で盛り込まなかった原発の新設や建て替えにどこまで踏み込むかが焦点となる。経産省や産業界は原発推進の意向だが、世論の抵抗は強く、本年度内の結論に向けた議論は難航しそうだ。

 議論は総合資源エネルギー調査会の審議会で始める。基本計画は法令でおおむね3年ごとに検討することになっている。前回計画の策定後に決まった「30年度の電源構成見通し」は原発への依存度を20〜22%とした。達成には原発の運転期間である原則40年を延長するか、建て替えなどで対応するしかない。

 温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」で、日本は温室効果ガスを「50年度に80%削減」との高い目標を掲げており、対応が必要となる。経産省は審議会とは別の有識者会議で50年度に向けたエネルギー政策も合わせて議論し新計画に反映させる。

 経産省や産業界はこうした事情を背景に、温暖化防止やエネルギー安全保障の観点から原発政策を進めたい考えだ。ただ、既存原発の再稼働も十分に進まない中で「建て替えなどの議論をしても絵に描いた餅だ」(エネルギー業界)と突き放す見方もある。

 東京電力福島第1原発事故の費用は膨らみ続けており、原発の安全性への懸念は強い。安倍内閣は支持率を落として求心力を失いつつある中で「不人気政策」(自民党関係者)にどう対応するかも問われそうだ。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース