福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

処分待ちの「核のごみ」多数 再稼働進み、増える一方

  • 2017年7月29日
  • 10:10
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 最終処分される核のごみは、原発の使用済み燃料を再処理する過程で発生する。福井県内に原発を持つ事業者は既に、ガラスと混ぜて管理しやすくした「ガラス固化体」を少なくとも1千本以上抱えている。未処理の燃料も数多くあり、全量を再処理すると全国で約2万5千本に達する。原発の再稼働も進んでおり、核のごみは増える一方だ。

 国内で再処理実績のある日本原子力研究開発機構によると、廃炉作業中の新型転換炉ふげん(福井県敦賀市)の運転中に出た使用済み燃料は、東海再処理施設(茨城県東海村)でこれまでに723体を再処理。これに伴うガラス固化体は現時点で306本(他の軽水炉燃料の再処理を含む)を製造した。

 同村のガラス固化技術開発施設に保管中で、軽水炉の核のごみとともに最終処分場で処分される見通し。

 ふげん内には使用済み燃料がまだ466体残り、東海再処理施設が廃止となったため、海外での再処理を検討している。

 一方、廃炉が決まった高速増殖原型炉もんじゅ(敦賀市)は、原子炉に燃料が370体、使用済み燃料は120体を保管。再処理について海外も含めて検討中で、高レベル放射性廃液の処分の議論までは至っていない。

 福井県内に11基の原発(廃炉含む)を抱える関西電力は、海外に再処理を委託し、フランスから607本、イギリスから189本の計796本の返還を受けた。イギリスからの返還分は今後も増えるといい、青森県六ケ所村にある日本原燃の施設に保管されている。

 さらに、未処理の使用済み燃料は原発内にある分だけで約7千体あり、同村で稼働を予定している同社の再処理施設で処理する方針。

 一方、日本原電は保有するガラス固化体の本数について「詳細は公表していない」としている。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース