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使用済み燃料中間貯蔵、早期対策を 福井県知事が経産相に要求

  • 2017年7月28日
  • 07:25
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可搬式代替低圧注水ポンプについて説明を受ける世耕経産相=27日、高浜町田ノ浦の関西電力高浜原発
可搬式代替低圧注水ポンプについて説明を受ける世耕経産相=27日、高浜町田ノ浦の関西電力高浜原発

 世耕弘成経済産業相は27日来県し、再稼働した関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)を視察した後、敦賀市の若狭湾エネルギー研究センターで西川一誠知事と面談した。使用済み燃料の中間貯蔵施設の県外立地について西川知事は、「最終処分の議論が進んでいるが、その前に中間貯蔵が解決できなければ話にならない。政府が前面に立って具体的な対策を進めてほしい」と求めた。世耕経産相は「経産省も前に立って、官民が協力して対策を進めていく」と約束した。

 関西電力は中間貯蔵施設について、2020年ごろの県外立地地点を確定することを福井県に約束している。西川知事は「期限まであと3年しかないが、依然として具体的な姿が示されていない」として、国の積極的関与を強く要請した。

 世耕経産相は、使用済み燃料対策は喫緊の課題とし「関電に対しては私から社長に直接、計画に基づいた着実な取り組み、中間貯蔵施設を早く決めるように要請している」と述べた。

 高速増殖原型炉もんじゅの廃炉について西川知事は、「大きな影響が生じている」と指摘。「長年にわたって協力してきた市民らの信頼を回復するために、政府が一体となって嶺南地域の発展に期する重要なプロジェクトを具体化してほしい。文部科学省任せにすることなく、経産省も形にできるものは来年度の概算要求に反映してほしい」と迫った。

 これに対し、世耕経産相は「必要な地域振興策にしっかりと取り組む。経産省も前面に立って、内閣官房、文科省とも連携しながらまずは来年度の概算要求に臨んでいく」と明言した。

 西川知事は中間貯蔵施設の県外立地のほか、▽原子力に対する国民理解の促進▽エネルギー基本計画における原子力政策の明確化▽嶺南若狭地域における広い意味の地域振興策の推進―の4点を要望した。

 世耕経産相は、高浜原発で新規制基準に対応するため設置した非常用発電装置や津波対策の防潮堤などを視察した。面談後、記者団に対し「安全対策の現状を自分の目で確認でき有意義だった」と話した。


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