福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

もんじゅ廃炉工程「不確定要因ある」 敦賀市で基本方針説明

  • 2017年7月27日
  • 09:15
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 福井県敦賀市の各種団体の代表でつくる市原子力発電所懇談会は26日、市防災センターで開かれ、高速増殖原型炉もんじゅの廃炉作業に向けた政府の基本方針について文部科学省幹部らから説明を受けた。5年半で原子炉から燃料を取り出す工程について、日本原子力研究開発機構の田口康副理事長は「機器の点検内容などによって、かなり不確定要因がある」と述べた。

 5年半の燃料取り出し工程について、委員からは「トラブルなどで大概遅れるのが今までの歴史。果たして確実にできるのか」「5年半は、ちゃんとした積算根拠がないのではないか。安全の観点で拙速はいけない」と疑問視する意見が相次いだ。

 これに対し田口副理事長は「積算根拠はあるが、かちっとした計画かというと、何をどこまで点検するかや手順によって不確定要因がたくさんある」と述べ、作業要員の教育・育成計画も考慮し、工程を詰めている段階とした。詳細は原子力規制委員会に申請する廃止措置計画の中で示すと付け加えた。

 5年半内に使用済み燃料の県外搬出の計画を示すとしている政府方針についても、委員から「搬出先が見つからず、もんじゅ内にいつまでも保管されたままになるのではないか」と懸念の声が出た。

 廃炉作業を進める新型転換炉ふげんの使用済み燃料が計画通りに搬出が進んでいない状況に関し、田口副理事長は「海外の再処理事業者と交渉を進めており、一定期間で確実に搬出できる見通しがついていると言っていい状態」と話した。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース