福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

溶融核燃料、制御棒付近から漏出か 福島第1原発3号機 新映像公開

  • 2017年7月25日
  • 12:25
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0
福島第1原発3号機の原子炉格納容器調査(写真は国際廃炉研究開発機構提供)
福島第1原発3号機の原子炉格納容器調査(写真は国際廃炉研究開発機構提供)

 東京電力は24日、福島第1原発3号機の原子炉格納容器内の水中ロボット調査に関する記者会見を開き、原子炉圧力容器下部の制御棒駆動装置付近に溶けた核燃料(デブリ)の可能性が高い物体が付着している新たな映像を公開した。核燃料は構造的に弱い部分から漏れ出した可能性があると明らかにした。

 東電の木元崇宏原子力・立地本部長代理は「厚さ約14センチの圧力容器が全部溶けて燃料がごっそりと落ちるよりは(圧力容器下部から内側に制御棒を通す)穴から噴き出して垂れたと想定できる」と説明した。

 この日は計約4分間の映像を公開。映像にはデブリとみられる黒い岩状や砂状の物体が広範囲に広がっていた。またオレンジ色の物体が構造物に付着していたほか、水中を浮遊していた。これらもデブリの可能性があるという。

 水中ロボット調査は今月19、21、22日に実施。撮影した映像は計約16時間に及び、デブリがどこにあるかを図面に落とし込むなどして、専門家の助言を得ながら分析を進める方針。

 格納容器の内側にある圧力容器の下部を重点的に調べた21日は、デブリの可能性が高い複数の物体の撮影に初めて成功。22日も、格納容器の底でデブリの可能性が高い岩状や砂状の物体が散在し、約1メートル堆積している場所があることなどを確認した。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース