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伊方3号差し止め却下 松山地裁「不合理点ない」

  • 2017年7月22日
  • 09:45
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 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を禁止するよう県内の住民らが申し立てた仮処分について、松山地裁は21日、却下する決定をした。4カ所で申し立てられた仮処分では今年3月の広島地裁決定に続いて運転差し止めを認めなかった。住民側は高松高裁に即時抗告する。

 久保井恵子裁判長は、東京電力福島第1原発事故後に策定された原発の新規制基準のうち、原発の耐震設計の目安となる地震の揺れ(基準地震動)に関する規定について「最新の科学的、技術的知見を踏まえ、予測できる規模の自然災害を想定して安全確保を求める内容で、不合理な点はない」と指摘。

 国内最大級の活断層「中央構造線断層帯」の近くに立地する伊方原発の基準地震動は、四国電側が震源モデルや不確定要素を適切に考慮しているとして、問題はないとの判断を示した。

 しかし「日本一細長い」とされる佐田岬半島での避難計画に関しては現時点での問題はないとする一方、今後の原子力総合防災訓練などを通じて浮上した課題が適切に修正されない場合は「著しく合理性を欠くことになる事態もあり得る」と付言。継続した訓練や原子力災害対策の見直しを求めた。

 また、火山の影響についての争点では、原子力規制委員会が策定した火山ガイドの記載について「噴火の時期や規模を相当前の時点から的確に予想できることを前提としている点は不合理だ」とした。ただ、阿蘇山(熊本県)の噴火による伊方原発への影響については否定的な見方を示した。


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