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福島原発3号溶融燃料の可能性大 格納容器内水中ロボ調査

  • 2017年7月22日
  • 07:52
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東京電力福島第1原発3号機の圧力容器底部付近で、制御棒駆動装置から垂れ下がる燃料デブリの可能性が高い物体(矢印)=21日(国際廃炉研究開発機構提供)
東京電力福島第1原発3号機の圧力容器底部付近で、制御棒駆動装置から垂れ下がる燃料デブリの可能性が高い物体(矢印)=21日(国際廃炉研究開発機構提供)

 東京電力は21日、福島第1原発3号機の原子炉格納容器内の水中ロボット調査に関する記者会見を開き、原子炉圧力容器の底部付近などで撮影された複数の物体について「燃料デブリ(溶け落ちた核燃料)の可能性が高い」と明らかにした。

 3号機と同様に炉心溶融(メルトダウン)を起こした1、2号機の調査でデブリとみられる物体が撮影されたことはあったが、東電がデブリの可能性が高いと明言したのは初めて。事故から6年以上がたち、廃炉の最難関とされるデブリ取り出しの工法確定に向け、貴重なデータとなりそうだ。

 3号機格納容器には、原子炉の冷却に使った水が底から高さ約6・4メートルまでたまっている。公開された画像には、圧力容器を支える台座の壁付近に岩状で赤茶色の塊が写っていた。別の画像には制御棒駆動装置の近くに垂れ下がった複数の塊があった。東電の担当者は「明らかに燃料や構造物が溶け落ちたものと考えられる」と説明した。

 この日は水中ロボットによる2回目の調査で、午前5時ごろに開始。19日の1回目調査で激しい損傷が確認された範囲より奥側にロボットを進め、圧力容器の底部付近を下から撮影した。

 1回目に続き今回調査した範囲でも、圧力容器直下にあるはずの金属製の作業用足場は確認できなかった。デブリなど上側からの落下物の影響で足場が半分以上、脱落した可能性がある。また制御棒駆動装置を支える構造物が脱落していた周辺の損傷状況もさらに詳しく確認した。

 調査は当初2回の予定だったが、22日に3回目を実施し、多くのデブリがあるとみられる格納容器の底までロボットを潜らせる予定。


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