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もんじゅ廃炉、米仏担当者が助言 敦賀で専門家会合

  • 2017年7月20日
  • 12:10
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もんじゅの廃炉へ向け、アメリカのシラギー氏(右端)、フランスのピケティ氏(右から2人目)と意見交換した専門家会合=19日、敦賀市のもんじゅ運営計画・研究開発センター
もんじゅの廃炉へ向け、アメリカのシラギー氏(右端)、フランスのピケティ氏(右から2人目)と意見交換した専門家会合=19日、敦賀市のもんじゅ運営計画・研究開発センター

 日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉基本方針などについて助言する評価専門家会合の第2回会合が19日、敦賀市のもんじゅ運営計画・研究開発センターで開かれた。もんじゅ同様、ナトリウムを冷却材に使う高速炉の廃炉実績があるアメリカ、フランスの政府担当者を国際アドバイザーとして招き、もんじゅ廃炉の際の留意点などについて意見交換した。

 訪れたのは、米エネルギー省環境管理局のアンドリュー・シラギー廃止・施設技術課長と、仏原子力・代替エネルギー庁原子力局のローランス・ピケティ原子力廃止措置事業部副部長。国内専門家は8人のうち、元福井県原子力安全対策課長の来馬克美福井工大教授ら5人が出席した。

 シラギー氏は、廃炉が進む実験炉2基の現状を紹介。廃炉を進める上での留意点として、炉の性質をよく見極めた上で計画を立てることや、運用から廃炉への体質切り替えなどを挙げた。また、「世界では数多くの高速増殖炉の廃炉がうまくいっている」と強調。「原子力機構の知識や知見、周囲の支援があれば、もんじゅ廃炉もうまくいくと思っている」と、“お墨付き”を与えた。

 ピケティ氏は、実験炉ラプソディー、原型炉フェニックス、実証炉フーパーフェニックスの廃炉を例示。ナトリウムは「NOAH法」という方法で水酸化ナトリウムに変化させて廃液処理などに使ったり、さらに塩化ナトリウムに変化させて川に流す計画があることなどを紹介した。「フランスには高速炉廃炉の多大な経験がある。もんじゅ廃炉に向け、知識や経験を共有したい」と語った。

 また、廃炉計画の最終責任の所在やナトリウムの処理方法などについての質疑応答があった。


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