福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

福島第1デブリ溶け床浸食 東電など推定分布図公表

  • 2017年7月16日
  • 10:33
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0
福島第1原発 燃料デブリの推定分布図
福島第1原発 燃料デブリの推定分布図

 東京電力と国際廃炉研究開発機構(IRID)はこのほど、福島第1原発1〜3号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の推定分布図を公表した。燃料は原子炉圧力容器内でほとんど溶けて崩れ落ち、一部は圧力容器を突き抜けて格納容器の床のコンクリートを浸食している。

 事故進展のコンピューター解析や宇宙線の一種「ミュー粒子」を利用した原子炉の透視、ロボットによる内部調査で得た情報を反映させたもので、デブリを取り出すための参考にする。

 推定分布図によると、1号機は圧力容器内に燃料がほぼ残っていない。格納容器下の配管から漏水があるため、格納容器の損傷が考えられる。2号機は、圧力容器の底に1、3号機よりは多く燃料が残ると推定。直下の足場はデブリが落ちたことで溶けて変形したとみられ、圧力容器は底部の中央部以外にも穴が開いている可能性がある。

 3号機はミュー粒子調査の結果は出ていないが、事故進展に伴うエネルギー量などを計算した結果、大部分の燃料が圧力容器外に溶け出たと推定。格納容器内にたまる汚染水の水位が高く維持されているため、格納容器に大きな穴は開いていないとみられる。

 これまでの別の解析でデブリの総量は約880トン。1号機が約279トン、2号機が約237トン、3号機が約364トンで、核燃料が溶け落ちる過程で圧力容器のステンレス鋼や燃料棒のジルコニウム鋼、格納容器底部のコンクリートなどと混ざり合ったとみられる。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース