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大飯原発控訴審、裁判官交代認めず 住民側不服、抗告へ

  • 2017年7月16日
  • 10:42
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 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止め訴訟控訴審で、名古屋高裁金沢支部は、住民側による裁判官3人の交代を求める忌避申し立てを却下した。住民側弁護団は不服とし、憲法違反などを理由に最高裁に抗告するとしている。

 忌避申し立ては、5日の第12回口頭弁論で住民側の証人尋問申請などが却下された際に行われ、10日に理由書を提出した。忌避却下決定は13日付で、弁護団事務局には15日に送達された。

 審理は同金沢支部の別の裁判官3人が行った。石川恭司裁判長は却下理由で、住民側の主張について「裁判長の訴訟指揮や裁判所の証拠採否に対する不満を述べるものにすぎない」などとした。

 住民側は、憲法が規定する「国民の裁判を受ける権利」を否定する決定だとして、20日までに抗告する方針。抗告は、決定送達から5日以内と定められている。

 住民側の中嶌哲演代表(75)=小浜市=と島田広弁護団長(48)=福井弁護士会=は「決定は理由書提出からわずか3日後で、訴訟の経過を検討したとは思えない。裁判所が公正な裁判を行う姿勢に立ち返るよう力を尽くす」と声明を出した。


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