福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

ヨウ素剤使用期限切れ、薬剤更新へ 嶺南5市町配布 福井県、住民説明へ

  • 2017年7月5日
  • 07:54
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 福井県議会は4日、厚生、土木警察の両常任委員会を開いた。厚生常任委で理事者は、原発からおおむね5キロ圏内に住む嶺南5市町の住民に事前配布された安定ヨウ素剤の使用期限が今年10月に全て切れるため、8月から新しい薬剤への更新進める方針を示した。

 安定ヨウ素剤は、原発事故で放出された放射性ヨウ素による甲状腺被ばくを防ぐために予防的に服用する医薬品。国は2012年に策定した原子力災害対策指針で、5キロ圏内の住民への配布を定めた。

 県は14年に敦賀、美浜、小浜、おおい、高浜の5市町で3歳以上の対象者計約1万人分の薬剤を一括購入し、順次配布を進めてきた。今年10月に3年間の使用期限が切れるが、県地域医療課によると全体の配布率は約8割にとどまっている。

 配布や更新には、薬剤の作用などを説明し、医師の問診を受けることが必要になる。県は8〜10月に各市町で説明会を複数回開き、平日でも参加しやすいように夕方以降の開催も予定している。

 3カ月間で全て更新できるかは不透明だが、理事者は「参加状況をみながら、10月以降も説明会の追加を検討する。各市町と協力し、更新を進めるとともに、100%配布を目指したい」と説明した。

 中部縦貫自動車道の大野油坂道路(全長35キロ)について、鈴木宏紀委員(県会自民党)は「県は、2023年春の北陸新幹線敦賀開業と同時期の全線開通を目指すとしているが、物理的に不可能ではないか」と質問した。

 これに対し理事者は、近畿地方整備局が本年度の工事着手を明言している和泉―油坂(15・5キロ)の用地買収は6月末現在、44%完了したと明かした上で「工事と用地買収を同時に進める」とした。

 大野―大野東(5・5キロ)は用地買収に向けた測量を進めている。用地買収が完了している大野東―和泉(14キロ)はトンネル掘削の開始に向け、出入り口部分ののり面処理工事を行っている。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース