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稲田朋美氏「自衛隊としてお願い」 都議選応援で、発言撤回

  • 2017年6月28日
  • 09:45
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都議選の自民党候補を応援する集会で演説する稲田朋美防衛相=27日夜、東京都板橋区
都議選の自民党候補を応援する集会で演説する稲田朋美防衛相=27日夜、東京都板橋区

 稲田朋美防衛相(衆院福井1区)は27日、東京都板橋区で開かれた都議選の自民党候補を応援する集会で演説し「防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としてもお願いしたい」と訴えた。自衛隊を政治利用するもので、行政の中立性を逸脱したと受け取られる可能性がある。野党は「行政の完全な私物化だ」(小川敏夫民進党参院議員会長)と批判した。稲田氏は同日深夜、国会内で記者団に「誤解を招きかねず、撤回したい」と述べた。「職務を全うしたい」として辞任は否定した。

 野党は政権批判を強める構えで、安倍晋三首相は加計学園問題に続き、7月2日の都議選投開票を前に、新たな火種を抱え込んだ格好だ。

 自衛隊法は、隊員の政治的行為を制限している。稲田氏の発言は、防衛省と自衛隊が組織を挙げて候補者を支援すると主張したようなもので、法に抵触する恐れもある。

 稲田氏は演説で「隣の練馬区には自衛隊の師団もある。何かあった時に自衛隊がしっかりと活躍できるのも地元の皆さま方の協力があって初めて(可能だ)」とも指摘した。板橋区に住む、陸上自衛隊練馬駐屯地(練馬区)の関係者を念頭に置いた発言とみられる。

 演説後、記者団から発言の真意を問われた稲田氏は「練馬駐屯地も近いし、防衛省・自衛隊の活動に当たって地元の皆さま方に大変、ご理解、ご支援をいただいていることに感謝していると申し上げた」と釈明した。同日深夜には「防衛省、自衛隊に限らず、政府機関は政治的に中立で、特定の候補を応援するのはありえない」と述べた。


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