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高高度ミサイル 日米共同対処へ 対北朝鮮で態勢拡充

  • 2017年6月26日
  • 09:35
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 日米両政府は、弾道ミサイル防衛(BMD)態勢を共同で拡充し、通常より高い高度へ打ち上げる「ロフテッド軌道」=☆NEWSの言葉=でのミサイル発射に対処する方向で調整に入った。北朝鮮が実施した5月のミサイル発射を重視。トランプ米大統領就任後初めてとなる日米外務・防衛担当閣僚の安全保障協議委員会(2プラス2)を7月14日にもワシントンで開き、主要議題とする考えだ。政府関係者が25日明らかにした。

 日本周辺の海上に展開するイージス艦増強のほか、イージス艦に搭載された迎撃ミサイル(SM3)や高性能レーダーを地上配備する「イージス・アショア」の自衛隊への導入を本格検討する。

 防衛省によると、北朝鮮が5月14日に発射した中長距離弾道ミサイルは約800キロ飛行し、北海道・奥尻島から約450キロの日本海に落下。高度は過去最高の2千キロ超に達し、ロフテッド軌道で発射されたと推定されている。

 ロフテッド軌道で打ち上げられた弾道ミサイルは、高速、急角度で落下するため迎撃が難しく、海上自衛隊や米軍のイージス艦の1隻ごとの防護範囲が狭まるのは避けられないとされる。これまで防衛省は2、3隻で日本全土をほぼカバーできると説明してきたが、現状では十分に対応できない可能性があるという。

 このため日米のイージス艦が共同で警戒監視や迎撃に当たる運用の強化を模索。防衛省はBMD対応のイージス艦4隻に加え、さらに4隻を新造や改修で整備し、8隻態勢の構築を急ぐ。

 地上配備型のイージス・アショアは、イージス艦と比べ常時警戒態勢を取りやすい特性がある。防衛省は関連経費を2018年度予算の概算要求で計上する方針。2プラス2で米側に伝える見通しだ。稲田朋美防衛相(衆院福井1区)はワシントン訪問前にハワイにあるイージス・アショアの実験施設を視察する計画を立てている。


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