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規制委、原子力機構に立ち入り 茨城被ばく安全資質を問題視

  • 2017年6月22日
  • 09:51
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 日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)の被ばく事故で、原子力規制委員会は21日、作業員が吸入した放射性物質が適切に取り扱われたかを確認するため、センターを立ち入り検査した。規制委の立ち入り検査は異例。機構は国内における原子力の研究開発の中核でありながら、トラブルが相次いでおり、規制委の田中俊一委員長は同日、「安全確保の資質を確認する必要がある」と述べた。

 規制委によると、検査では、作業員らが事故前に鼻と口を覆う半面マスクを着用した際、肌に密着しているかを確認する機器を使用せず、マスクや防護服などを適切に着用しているかを作業員同士で確認していなかったことが判明。放射性物質が入っていた貯蔵容器を開ける手順などを示す作業計画もなかった。規制委は追加の検査をする方針で、機構も半面マスクを着用していながら、なぜ放射性物質を吸い込んだのかなどを調べる。

 田中委員長はこの日の定例会合で、事故時の機構の対応について「プルトニウムという特殊な物質を扱う上での手順や考え方が欠けている」と指摘。「(機構はこれまで)あまりにもトラブルを起こしすぎている」と述べた。会合後の記者会見では「機構は本来、原子力利用の模範生であるべきなのに、逆になっている」と批判した。


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