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デブリの位置温度調べ推定 東電、福島原発で新データ

  • 2017年6月18日
  • 07:28
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注水量低減後の温度変化
注水量低減後の温度変化

 東京電力は福島第1原発事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)が原子炉のどこにあるかについて、新たなデータを得た。原子炉建屋への注水量の減少に伴う炉内の温度の変化を調べ、位置を推定。2号機は大部分が圧力容器の底にあるとみられるなど、これまでの分析結果と一致した。廃炉作業の最大の難関とされるデブリ取り出しに向け、知見を積み重ねている。

 1〜3号機は事故でメルトダウン(炉心溶融)が起き、デブリが発生した。東電はデブリを冷やすため注水しているが、注水量を1時間当たり4・5トンから3トンまで段階的に減らした。汚染水処理設備に余力を持たせ、タービン建屋地下などにたまる汚染水の浄化を進めるため。事故から6年以上が経過し、デブリの発熱量が大幅に下がったことから可能になった。

 1〜3号機の原子炉圧力容器などにそれぞれ数十個ずつ取り付けてある温度計の記録を活用した。1号機は注水量が減ると、圧力容器の下にある制御棒を動かす装置の近くで温度が上昇した。東電は、圧力容器の底を突き抜けたデブリが装置に引っかかっていて、それが熱源になったとみる。2号機は圧力容器の底の温度上昇が目立ち、この場所にデブリがあると推測している。3号機は格納容器にたまった水の温度が、圧力容器の底に比べて高かった。


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