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部員5人の野球部が福井県大会出場 高野連の特別措置を初適用

  • 2015年9月11日
  • 16:15
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ミーティングで濱本監督(左)の話を聞く福井県立丹南高校野球部員=10日、福井県鯖江市の同校
ミーティングで濱本監督(左)の話を聞く福井県立丹南高校野球部員=10日、鯖江市の同校

 第135回北信越地区高校野球福井県大会(福井新聞社後援)は11日、開幕する。野球部員が5人だけの福井県立丹南高校が、日本高野連の特別措置「単独廃校ルール」を福井県内で初適用し、県立鯖江高校から5選手の力を借りて大会に臨む。丹南、鯖江両部員は「力を合わせて1勝したい」と意気込んでいる。

 丹南は今夏、3年生4人が引退し部員が2年3人、1年2人となった。濱本誠一監督を交えたミーティングで、山田竜聖主将(2年)らは秋の県大会では他部から野球経験のない助っ人を頼むか、他校の経験者を借りるか話し合った。「試合に勝ちたい」(山田主将)と全員の意見が一致し、単独廃校ルールで出場することを県高野連を通じて日本高野連に申請し認められた。

 部員5人の練習は、3人でキャッチボールしたり、マネジャーが外野で球拾いをしたりと工夫している。実戦感覚を磨く練習では内野2人、外野1人、捕手1人、走者1人を配置。ノックした濱本監督自身が打者走者となるなど、守備と返球判断を磨いた。練習試合では、相手校から選手を借り実戦経験を積んだ。

 一緒にプレーする鯖江高の1年生選手5人とは8月に10回ほど合同で練習した。丹南の大塚和樹捕手(1年)は「鯖江の選手と会話を重ねており、すっかり打ち解けている」。山田主将も「大会では、みんなの力を合わせて練習の成果を発揮し勝ちにいく」と意気込む。エースの堀友哉投手(2年)は「せっかく大会に出られるので、一生懸命頑張る」と気合十分だ。

 鯖江の5人は県大会初出場。中堅の熊野翔太君は「他チームで出場と聞いて戸惑ったが、1年生から県大会に出るチャンスをもらった。丹南の選手と互いに声がかけられるようになった。最後まで諦めず頑張りたい」とやる気十分だ。

 丹南の初戦は13日、福井県敦賀市の敦賀市総合運動公園野球場での第3試合(午後2時開始予定)で奥越明成と対戦する。


 単独廃校ルール 部員不足の学校が、近隣の他校から選手を補充して大会に出場できる特別措置。2000年に制定した。試合に出場可能な部員が5人以上9人未満の場合、計10人になるまで他校から選手を借りられる。12年には、部員8人以下の2校以上が連合チームで出場できる措置を新設した。


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