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高浜原発3号機、発送電を開始 来月4日に営業運転入り

  • 2017年6月10日
  • 09:05
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計器を見ながら発送電開始のスイッチを入れる運転員=9日、高浜町田ノ浦の高浜原発(代表撮影)
計器を見ながら発送電開始のスイッチを入れる運転員=9日、高浜町田ノ浦の高浜原発(代表撮影)

 関西電力は9日午後2時、6日に再稼働した高浜原発3号機(加圧水型軽水炉、出力87万キロワット)で発電・送電を始めた。関電の複数の原発での発送電は大飯原発3、4号機が2013年9月に定期検査のため停止して以来、3年9カ月ぶりとなった。順調にいけば11日夜に出力100%でフル稼働し、原子力規制庁の最終検査を受けて、7月4日に営業運転に入る予定。

 プルサーマル発電は、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)と高浜原発4号機でも行われており、稼働中の原発では国内3基目。高浜原発2基が営業運転に入れば、電気料金を引き下げる方針を明らかにしている。

 高浜原発3号機では9日午前9時半にタービンを起動し、動作確認を行った。高浜町水明の関電原子力研修センターで午後1時45分から、中央制御室の様子がライブ映像で公開された。

 原子力規制庁の保安検査官ら62人が見守る中、運転員が計器類を指さし確認しながら午後2時ちょうど、送電設備と発電機の電圧と周波数を合わせるスイッチを入れた。さらに複数の運転員が計器を確認すると「14時、並列しました」との所内アナウンスが流れた。

 発送電が始まると、関電中央給電司令所(大阪市)のモニターにある出力表示盤の表示が1・8万キロワットを示す「18」に変わった。今後は原子炉で発生する熱出力を徐々に上昇させ、100%に安定させる定格熱出力一定運転に移行する。

 午後2時半ごろ、同センターで会見した大塚茂樹・原子力事業本部副事業本部長は「強い使命感と責任感を感じている。常に緊張感を持って安全最優先で運転していきたい」と述べた。


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