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大飯3、4号「12年より安全」 県専門委強調、現場の対策確認へ

  • 2017年6月8日
  • 08:55
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新規制基準適合が認められた大飯原発3、4号機などについて議論した福井県原子力安全専門委員会=7日、県庁
新規制基準適合が認められた大飯原発3、4号機などについて議論した福井県原子力安全専門委員会=7日、県庁

 福井県原子力安全専門委員会は7日、県庁で開かれ、安全対策が新規制基準に適合すると認める審査書を原子力規制委員会が決定した関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)について審議した。会合後、中川英之委員長は記者団に対し、東日本大震災直後に新規制基準がない中で再稼働したことに触れ、「2012年の時よりもはるかに安全な状態になっているとみている」と強調。今後、現場で安全対策などを確認していくとした。

 大飯3、4号機は東日本大震災直後、政治判断で国内唯一再稼働した実績がある。この日、中川委員長は「12年の時も専門委として現場調査をするなど、安全性を十分評価した」とした上で、「新規制基準でより安全側に変わった」と述べた。

 委員会では、規制庁の担当者が5月に決定した審査書について説明した。

 委員からは、基準地振動(耐震設計の目安となる揺れ)について、島崎邦彦前規制委員長代理が過小評価の疑いがあると指摘していることもあり、意見が集中した。委員の1人は「規制委は今後、島崎氏の主張との溝を埋めるつもりがあるのか」と質問。規制庁の担当者は「今の入倉・三宅式で何ら問題はないと考えている」と答えた。中川委員長も「実際に起きた熊本地震を入倉・三宅式で評価しての数値に矛盾はしていない」と述べ、問題はないとの認識を示した。

 別の委員は高浜3、4号機が再稼働したことを受け、「大飯3、4号機が動くとなると、同時発災を考えなければいけない。原子力事業本部に対応シナリオはあるか」とただした。関電の担当者は「同時発災を踏まえた訓練を通じて、事故収束の実効性を高めていく」としたものの、シナリオは「これから(作る)」と話した。

 このほか、関電美浜1、2号機(美浜町)と日本原電敦賀1号機(敦賀市)の廃止措置状況なども議論した。


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