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高浜3号再稼働「緊張感持ち慎重に」 関電、繰り返し強調

  • 2017年6月7日
  • 09:48
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高浜原発の中央制御室で3号機の制御棒引き抜きのレバーを操作する運転員(左)=6日午後2時ごろ、福井県高浜町田ノ浦(代表撮影)
高浜原発の中央制御室で3号機の制御棒引き抜きのレバーを操作する運転員(左)=6日午後2時ごろ、福井県高浜町田ノ浦(代表撮影)

 司法判断で初めて原子炉が停止した関西電力高浜原発3号機が6日再稼働し、福井県内では同4号機とともに2基が稼働状態に入った。高浜町水明の同社原子力研修センターで会見した大塚茂樹・原子力事業本部副事業本部長は「発電所内の士気が上がっている」と説明する一方で、「緊張感を持って作業を慎重に進める」と繰り返した。

 同センターには県内外の報道関係者約40人が集まり、中央制御室からのライブ映像を見守った。制御室では原子力規制庁の保安検査官や県、高浜町の担当職員らが立ち合い、心拍を示す電子音のような「ピッ、ピッ、ピッ」という計器音が響く中で作業が行われた。「3号、制御棒引き上げます」との声に合わせ、運転員がレバーを押し倒して制御棒引き抜きが始まると、「14時ちょうど、原子炉起動しました」とアナウンスが流れた。

 会見に臨んだ大塚副事業本部長は、記者からの質問に何度も「緊張感を持って一つ一つの作業を慎重に進めることが大事」と強調した。高浜4号機では2016年の再稼働時に1次冷却水漏れや原子炉緊急停止があり、今年1月には同原発構内で大型クレーン倒壊事故が起きた。これらを踏まえ「さまざまなトラブルを引き起こし申し訳なく思っている」とした上で、2基とも再稼働したことに再発防止策と総点検が奏功したとの認識を示した。「裁判で難しい時期もあったが、発電所全体の士気が下がらないよう配慮してきた。今はモチベーションは高まっている」と語った。

 関電は高浜3、4号機が営業運転に入れば電気料金を下げる方針を示しているが「原子力事業本部としては料金うんぬんより、原子炉の安全運転に注力していく」と慎重姿勢を崩さなかった。


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