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相次ぐトラブル、覚悟の再稼働 高浜4号、関電「安全最優先」

  • 2017年5月18日
  • 10:12
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高浜原発4号機の起動操作が映る画面を見つめる記者ら=17日、福井県高浜町水明の関電原子力研修センター
高浜原発4号機の起動操作が映る画面を見つめる記者ら=17日、福井県高浜町水明の関電原子力研修センター

 「ようやく起動できた。安全最優先で運転していく緊張感が高まっている」。関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)の再稼働を受け17日、高浜町水明の関電原子力研修センターで会見した原子力事業本部の大塚茂樹副事業本部長は表情を崩すことなく強調した。ライブで流された中央制御室の映像からは、慎重に計器などを確認する運転員らの姿があった。トラブルが相次ぎ信頼が失墜する中、「覚悟」の再稼働となった。

 研修センターには、県内外の記者やカメラマンら約60人が集まった。午後4時45分から、3台の大型テレビに中央制御室の様子が映し出された。「ピッ、ピッ」と計器音だけが響き、運転員らは起動開始予定時刻を待った。

 研修センターで記者らが静かに画面を見つめる中、同5時、画面から「制御棒引き抜き」との発声。運転員が黒いレバーを倒し、制御棒が少しずつ引き抜かれ原子炉が起動した。

 2016年の再稼働時、高浜発電所長を務めていた大塚副事業本部長。会見では「前回は1次冷却水漏れやトリップ(原子炉緊急停止)を経験した。事故がないようにと願いながら、ライブ映像を見ていた」と心境を明かした。

 今年1月には、高浜原発構内で大型クレーン倒壊事故が起きた。大塚副事業本部長は冷却水漏れなどを「三つの事故」と表現し、「地元をはじめ、信頼を裏切ることになっておわび申し上げる」とあらためて陳謝した。その上で「安全に運転する実績で示すしかない。リスク管理などに抜けがないかを確認しながら運転していく」と話した。


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