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関電は電力消費地での理解促進を 高浜原発4号機再稼働

  • 2017年5月18日
  • 10:15
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 関西電力高浜原発(福井県高浜町)が1年3カ月ぶりに動きだした。順調にいけば6月中旬に本格運転に入る。言うまでもないが、若狭地域で発電した電気の大部分は関西地域に送られる。国や関電は電力消費地で、原発の安全性や必要性の理解をさらに広げる必要がある。

 再稼働を控えた12日、滋賀県や京都市に住む住民らが再稼働させないよう福井県に申し入れた。関西の水がめである琵琶湖の放射能汚染などを危惧し「事故が起きたら、私たちが住む地域も被害地元になる」と福井県の担当者に詰め寄った。

 東京電力福島第1原発事故で、発災の怖さは国民全員が感じている。ただ、若狭地域に立地している原発が地元の雇用などを生んでいるのは事実。さらに、嶺南の住民には「福井県で作った電気が関西地域を支えている」との自負もある。

 一方で、関電が福井県で作った電気のうち、県内での消費量は1%にも満たない。西川一誠知事は4月末に面談した関電の岩根茂樹社長に、消費地の理解促進活動にさらに力を尽くすよう注文をつけるほど、意識の差がある。

 大阪高裁が再稼働を認める決定を出してから、わずか1カ月半余り。電気やガスが自由化される中、関電は今回、料金引き下げを見据えて運転再開を急いだ。

 高浜4号機を皮切りに高浜3号機、大飯3、4号機の年内4基の再稼働をもくろむ。福井県民への丁寧な説明はもちろんだが、関電は“おひざ元”の消費地で「なぜ原発の運転が必要か、だれのための電気なのか」をはっきりすべきだ。


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