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高浜町長「前に進んで住民安堵」 高浜原発4号再稼働で

  • 2017年5月18日
  • 10:25
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高浜原発4号機の再稼働について「緊張感の中にも平常心を持って安全に運転してほしい」と述べる野瀬豊・高浜町長=17日、福井県自治会館
高浜原発4号機の再稼働について「緊張感の中にも平常心を持って安全に運転してほしい」と述べる野瀬豊・高浜町長=17日、福井県自治会館

 福井県内の原発立地市町長は、関西電力高浜原発4号機(同県高浜町)の再稼働を評価し、関電に安全最優先の運転を強く求めた。国に対しても原発の必要性について国民理解が深まる取り組みを進めるよう注文した。

 野瀬豊高浜町長は17日、福井市内で記者団の取材に応じた。高浜原発の運転が司法判断で二転三転したことを踏まえ「出口が見えなかったことは地元の大きな課題だったので、前に進んで安堵している住民は多いと思う。緊張感の中にも平常心を持って安全に運転してほしい」と述べた。

 2011年3月の東日本大震災以降、原発に対する国民理解が深まらない中での再稼働となるが、野瀬町長は「福島原発事故を契機にさまざまな安全対策が行われている。安全と安心が両立するよう、国と事業者には丁寧に進めてもらいたい」と注文した。

 高浜3、4号機の運転差し止めを求めて福井県内の住民2人が15日、福井地裁敦賀支部に仮処分を申し立てた点に関しては「(大津地裁の運転差し止めの仮処分を取り消した)大阪高裁の判断が指針になるのではないかと思っている。立地自治体としては再び二転三転するような事態はご勘弁願いたい」と述べた。

 中間貯蔵施設の県外設置に具体的進展がない点に「理想論を語っていても膠着する場合もあるので、現実的なオプションを考えていくことも必要だと思う」とした。その方策の一つ、原発敷地内などで使用済み燃料を金属製容器に密封して保管する「乾式貯蔵」について「中間貯蔵施設が決まれば考える必要はないが、時間切れになりそうなら、俎上に載せて検討する必要がある」との考えを示した。

 また、全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協)会長を務める渕上隆信敦賀市長は「電力の安定供給を通じて国民生活やわが国の経済を守るといった原発が担うべき役割を確実に果たしていくためにも、国と事業者は原発の安全性向上に不断に取り組み、安全運転の実績を着実に積み重ねていただきたい」とコメントした。

 県原子力発電所所在市町協議会(立地協)会長の山口治太郎美浜町長は「関西電力は今後とも安全を最優先に進めていただきたい。新規制基準に適合した他プラントも順次再稼働が進むことを望む。また、国は原発の必要性について国民理解が深まるよう、丁寧な説明を実行していただきたい」とのコメントを出した。


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