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大イノシシを成敗、したんじょう 400年続く伝統行事

  • 2017年5月6日
  • 09:32
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イノシシの作り物によじ登り、棒で打ち付ける児童ら=5日、福井市鹿俣町
イノシシの作り物によじ登り、棒で打ち付ける児童ら=5日、福井市鹿俣町

 約400年受け継がれる「したんじょう」行事は福井市鹿俣(かなまた)町で行われた。田畑を荒らすイノシシを退治したという大名行列の伝承を児童らが再現。雑木やマンサクの葉で作った高さ約1・5メートル、長さ約4メートルの“大イノシシ”を引き回した後、殿様や家来役の児童が成敗した。

 「したんじょう」は、大名行列の掛け声「したにー、したにー」がなまったものとされる。豪華な羽織を着た殿様役1人と、黒い法被にねじり鉢巻きの家来役の児童約40人が参加。顔に墨でひげを書いた児童らは「したんじょーう、したんじょう」と声を上げながらイノシシを引き、約1・5キロを練り歩いた。

 行列は集落内を1周し、浄善寺へ。8人の男衆が中に入ったイノシシは、境内の木にぶつかるなどして激しく暴れ、住民や見物人を沸かせた。児童が刀に見立てたサクラの棒を持って一斉に襲撃。中にはイノシシによじ登るつわものもいて喝采を浴びていた。最後に殿様役の山下礼也君(小学6年)が、首を落として締めくくった。

 したんじょう行事保存会の竹内俊二会長(53)は「最近は田畑のイノシシ被害が増えているので、きちんと駆除して現代版したんじょうをやってみたいね」と苦笑していた。


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