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「君の膵臓をたべたい」秘蔵ラフ ラウンドローさんが初の作品集

  • 2017年4月10日
  • 16:23
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ラウンドローさんの画集「Hello,light」
ラウンドローさんの画集「Hello,light」

 「本屋大賞2016」2位の青春小説「君の膵臓をたべたい」(住野よる著、双葉社)の表紙絵を手掛けた福井市出身の男性イラストレーター、loundraw(ラウンドロー)さん(22)の初の作品集「Hello,light.」が発刊された。「君の膵臓―」の足羽川の絵をはじめ人気本を彩った装画やオリジナルイラスト60点超を掲載。「また、同じ夢を見ていた」「記憶屋」「僕は君を殺せない」などベストセラーの秘蔵ラフ画やその裏話などを収録している。

 「君の膵臓―」では、美しいストーリーと、それに似つかわしくない異質なタイトルをつなげることを目指したという。編集者から「タイトルを読んでホラーだと思われないよう、青春100パーセントの絵に」との提案を受け、ひたすら美しさを追求したという。

 現実感のある絵にするため、構図は写真をベースにしようと計画。思い浮かんだ古里の足羽川に撮影に訪れた。イラストには主人公とヒロインのバックに満開の桜並木が描かれているが、最初のラフ画ではさみしさや切なさを表すため桜はなかった。現実の風景と左右反転している理由も明かしている。

 また、編集者が複数あるラフ案から選んだ“決め手”を紹介。2人の正反対な未来が比喩的に表現された構図が、候補に残ったことも披露している。

 ラウンドローさんは、インターネットのサイトに投稿した作品が出版社の編集者の目に留まり、大学1年のころからカバーイラストを担うようになった。絵は独学で、パソコンで画像処理や描画ソフトなどを駆使して描く。「4年間の活動の道のりがまとまった一冊になった。絵の選定から掲載順まで、トータルで僕のイメージを反映している。気軽に手に取り楽しんでほしい」と話している。

 住野さんが書き下ろした短編に自身のイラストを添えた「夢の名残」も収めている。

 双葉社刊、2千円(税別)。


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