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原子炉直下の足場から湯気 福島原発2号の格納容器内

  • 2017年3月31日
  • 09:54
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東京電力福島第1原発2号機の原子炉直下にある格子状の作業用足場。東電は画面下の脱落部分から湯気を確認した(国際廃炉研究開発機構提供)
東京電力福島第1原発2号機の原子炉直下にある格子状の作業用足場。東電は画面下の脱落部分から湯気を確認した(国際廃炉研究開発機構提供)

 東京電力は30日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器内部に、カメラや線量計を搭載した自走式ロボットを投入するなどして撮影した画像を鮮明化して分析した結果を発表した。原子炉直下にある格子状の作業用足場の下から立ち上っている湯気を確認した。原子炉冷却のために注いでいる水が、足場の下に溶け落ちた核燃料(デブリ)の熱で蒸発した可能性があり、今後慎重に分析を進める。

 福島第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏最高責任者は記者会見で「足場の下に温かいものがある。デブリの他に熱源はないだろうが、見つかっていないので断定できない」と述べた。2号機では圧力容器の内部にデブリの大部分が残り、一部が底部を突き破って流れ出たと推定されている。画像の鮮明化でもデブリは見つからなかった。

 鮮明化した画像では、足場にこれまで判明していたよりも広範囲の脱落が見つかった。脱落部分の真上に当たる圧力容器下部には、本来はあるはずのケーブルがなくなっていた。


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