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デブリ有無判断できず 福島1号機ロボット調査

  • 2017年3月28日
  • 07:55
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 東京電力は27日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器内部にカメラと線量計を搭載した自走式ロボットを投入した18〜22日の調査で、底部の高濃度汚染水の中で測定した放射線量と撮影画像の分析結果を発表した。1号機ではほぼ全ての核燃料が格納容器底部に溶け落ち、一部は圧力容器の土台の開口部から外に流れ出したと推定されているが、燃料の広がりの有無は判断できなかった。

 東電は「詳細な分析を今後も継続し、溶融燃料(デブリ)の広がり具合を推定できるか見極めたい。1カ月程度で結果の取りまとめを目指す」としている。政府と東電は今年夏ごろにデブリ取り出しの大まかな手順や方針を絞り込む予定だが、具体的な情報把握が進まなければ方針の実効性に影響する可能性もある。

 調査では、格納容器の底に近づくほど線量が上昇する傾向が確認された。撮影した動画も公開し、浮遊物が漂う様子や、堆積物の周囲に黒い塊のようなものがある状況などが写っていた。

 開口部付近には、炉心につながる大きな配管が通っていることも明らかにし、調査がこの配管や付近の堆積物に阻まれた可能性もあるとの見方も示した。

 調査は、18日にロボットを投入し、作業用足場から地下の汚染水の中に線量計とカメラをつり下げ、計10カ所を調べた。開口部付近では、床上の高さ0・9メートル付近で最大毎時9・4シーベルトを測定したが、何らかの平らな堆積物のようなものに阻まれ、床面やデブリは撮影できず調査を終えていた。


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