福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

開口部付近最大7.4シーベルト 福島1号、デブリ確認できず

  • 2017年3月23日
  • 08:30
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0
福島第1原発1号機の原子炉格納容器内で撮影された壁際の構造物の部品。さびや周囲に付着した堆積物が見える=21日(国際廃炉研究開発機構提供)
福島第1原発1号機の原子炉格納容器内で撮影された壁際の構造物の部品。さびや周囲に付着した堆積物が見える=21日(国際廃炉研究開発機構提供)

 東京電力は22日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器底部にたまった高濃度汚染水の中を線量計とカメラを搭載した自走式ロボットで21日に調査した結果、圧力容器の土台にある開口部付近の4カ所で毎時3・0〜7・4シーベルトの放射線量を測定したと発表した。構造物や堆積物が写った画像も公開したが、東電は「溶け落ちた核燃料(デブリ)と断定できるものはなかった」としている。

 東電によると、4カ所は開口部付近の3カ所と、開口部から近い格納容器の壁際の1カ所。格納容器底部の床面から高さ0・9〜1・6メートルの地点で線量を測定した。構造物や堆積物の影響で、床面の状況を直接確認することはできなかった。

 画像では、格納容器の壁際に設置された部品がさびていたり、砂のような堆積物が底部に降り積もっていたりする様子が確認された。

 東電の担当者は「堆積物の下にデブリがある可能性も否定できない。線量の傾向や画像を詳しく分析してデブリの広がりの有無を判断したい」としている。

 作業用の足場上の4カ所の空間線量は毎時8・2〜10・0シーベルトだった。ロボットは足場上からケーブルにつないだ線量計とカメラをつり下げて調査。水中に線量計を入れると、いったん線量が下がるが、格納容器の底に近づくほど線量が高くなる傾向が確認されたという。

 水は放射線を遮蔽(しゃへい)する働きがあり、水中で1メートル離れると線量は100分の1程度まで下がるため、底部付近に強い線源があると考えられるが、東電はデブリによる影響かどうか「総合的に判断する」としている。

 22日は、開口部付近と、初日の18日に調べた圧力容器土台にある排水用の溝周辺を再調査した後、ロボットを回収して全ての調査を終えた。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース