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格納容器水中、毎時11シーベルト 福島1号調査、画像に堆積物

  • 2017年3月22日
  • 10:03
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福島第1原発1号機の原子炉格納容器底部で、自走式ロボットが撮影した水中の画像。何らかの構造物が溶けて固まったような堆積物が見える=20日(国際廃炉研究開発機構提供)
福島第1原発1号機の原子炉格納容器底部で、自走式ロボットが撮影した水中の画像。何らかの構造物が溶けて固まったような堆積物が見える=20日(国際廃炉研究開発機構提供)

 東京電力は21日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器内部に自走式ロボットを投入した20日までの調査の結果、格納容器底部にたまった汚染水の中で最大毎時11シーベルトの高い放射線量を測定したと発表した。水中で撮影した画像には、何らかの構造物が溶けて固まったような堆積物が写っていたが、溶け落ちた核燃料(デブリ)の可能性は低いという。

 調査はデブリが圧力容器の土台の外側まで広がっているか把握するのが目的。デブリが付近にあるかどうかについて、東電は「これまでの画像と線量だけでは判断できない」としている。

 東電が新たに公表したのは19日と20日に調査した計2カ所の結果。圧力容器の土台から離れた、格納容器の床面から高さ30センチの水中で、19日に測定した線量が毎時11シーベルトだった。周囲にデブリが存在する可能性は低いとみられた場所で、線量の比較のため調べた。

 人は短時間に7シーベルトを浴びると1カ月以内に全員死亡するとされ、毎時11シーベルトは、約40分でこの被ばく線量に達するレベル。

 圧力容器の土台にある開口部付近の床から高さ約1メートルの地点では、20日に毎時6・3シーベルトを測定。画像では、配管の脇に何かが溶けて固まったような堆積物があり、上に砂のようなものが付着していた。東電は「堆積物は格納容器内の金属製ダクトやケーブルの被覆などが溶けた可能性もある」としている。

 別の画像には、床面に砂のようなものが写っていた。汚染水中の浮遊物などが堆積した可能性もあるという。

 ロボットが作業用の足場上から機器をつり下げて調査。足場上の2カ所の空間線量は毎時3・8シーベルトと12シーベルトだった。

 調査は18日にロボットを投入して開始。当初4日間の予定だったが、ロボットの走行経路が狭く作業が遅れたことや、カメラの累積被ばく線量が想定より低いことから1日延長し、22日まで実施する。


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