福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

原発事故で避難児童のいじめ認定 前橋地裁、国・東電に慰謝料命令

  • 2017年3月22日
  • 10:05
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 東京電力福島第1原発事故で群馬県などに避難した住民らによる集団訴訟で、国と東電の責任を認めた17日の前橋地裁判決が、子ども数人について避難先の学校などでいじめや嫌がらせがあり、精神的苦痛を受けたと認定、一部に対し慰謝料の支払いを国と東電に命じていたことが22日までに分かった。

 判決によると、福島県から群馬県に避難した女児は「気持ち悪い、近づくな、吐き気がする」というメモをかばんに入れられた。別の男児は小学校で「福島君」と呼ばれた。

 また、男子生徒は群馬県から福島県に戻った際、中学校で「避難してきたのにまた戻ってきたのか」「逃げて行ったんだろう」と言われた。

 福島県から関東地方に避難した別の男子生徒は「放射能が付いてる」などとからかわれる嫌がらせを受けた。中学校の教諭が前に立ってかばうなど何度も助けたことで、克服したという。

 判決は、子どもたちが知人のいない学校に転校し、友人や祖父母との関係を失ったことなどによっても精神的苦痛を受けたと認定。このうち2人に慰謝料を支払うよう命じた。ほかの2人は慰謝料が既に東電から支払われた額を超えないとして、請求が棄却された。

 判決は国と東電の賠償責任を認め、原告137人のうち62人に計3855万円の支払いを命じた。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース