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3原発、1500工事で総点検 関電、高浜クレーン事故受け

  • 2017年3月9日
  • 10:43
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 関西電力は8日、外部有識者でつくる原子力安全検証委員会を大阪市の本店で開いた。高浜発電所構内(福井県高浜町)で起きた大型クレーン倒壊事故を受け、県内3原発で行われている約1500件の工事を対象に安全管理総点検を実施していることを説明した。委員からは事故に関し「強風を想定したリスク評価をしていなかったことは、過去に発生していない事象へ想像力が働いていない」など、厳しい意見が出された。

 事故は1月20日に起き、高浜2号機の原子炉格納容器上部をドーム屋根で覆う安全対策工事に使うクレーンが倒れ、隣接する二つの建屋の屋根にアームが直撃した。暴風警報が出ていたにもかかわらず、クレーンのアームを折り畳んでいなかった。

 福井県が求めた安全管理総点検は2月13日から美浜、大飯、高浜の3原発で計約1500件の工事を対象に行っている。▽安全上重要な機器の近くでの作業についてリスクを検討し対策を行っているか▽暴風などのリスクを元請け会社と共有しているか―などを確認している。

 委員からは「単にクレーンを畳むという対策では、事故原因の解析を明確にしたとはいえない」との意見も出された。

 今回の会合には、関電が行った原因分析や再発防止対策を技術的に評価した専門家2人も出席した。関電は点検実績を踏まえた評価を取りまとめ再度、検証委員会に諮る。その後、県などに報告する。


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