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福井県知事、文科省幹部に抗議 もんじゅ廃炉「主体性発揮を」 

  • 2017年2月25日
  • 07:53
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不機嫌な表情で田中局長(手前左)の説明を聞く西川知事(右)=24日、福井県庁
不機嫌な表情で田中局長(手前左)の説明を聞く西川知事(右)=24日、福井県庁

 日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉を巡り西川知事は24日、文部科学省の田中正朗研究開発局長を福井県庁に呼び、原子力規制委員会が原子力機構に廃炉計画策定前でも可能な限り準備に取りかかるよう求めていることについて抗議した。「本筋と違うやり方で、なぜ急ぐのか。やっていることは政府方針と違う」と述べ、地元を無視していると主張。もんじゅの所管省庁として、主体性を発揮するよう求めた。

 田中局長は「関係省庁や規制庁には意見を伝える」としつつ、「規制委は法律に基づき原子力機構を規制しているので、我々がそれを止めるのは難しい」などと回答。知事とのやりとりは平行線をたどった。

 23日に都内で開かれた規制委のもんじゅ監視チーム会合で、規制庁側は「(4月をめどとする廃炉の)計画決定を待たないと何もできないというのは、再考してもらいたい」などと原子力機構に迫った。

 知事はこうした発言を問題視し「現地での議論を踏まえてやるべきだ」と強く反発。もんじゅ廃炉問題の所管省庁である文科省に対し「前面に出て、しっかり仕切るべきだ」と強調した。

 昨年12月に決定した政府のもんじゅ廃炉方針では、廃炉作業の開始に当たり、事前に福井県や敦賀市の十分な理解を得るとしている。知事は「廃炉は容認していない」との姿勢を貫いており、地元理解がないまま議論が進むことに警戒を強めている。

 知事は、行政委員会である規制委は政府の一員だと主張。一方、田中局長は独立性の高い「三条委員会」として発足した経緯を説明し、理解を求めた。その上で「政府一体で廃炉体制を鋭意検討している」と返答した。


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