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地元おおい、歓迎と不安が交錯 大飯原発3、4号「合格」

  • 2017年2月23日
  • 09:02
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新規制基準に基づく審査書案が了承され、事実上合格となった関電大飯原発3、4号機=2016年3月(福井新聞社ヘリから撮影)
新規制基準に基づく審査書案が了承され、事実上合格となった関電大飯原発3、4号機=2016年3月(福井新聞社ヘリから撮影)

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)が22日、新規制基準下の審査で事実上合格したことを受け、立地するおおい町民からは「地元経済としては一つ前に進んだ」と歓迎する声が上がった。一方、高浜原発(同県高浜町)構内で大型クレーン倒壊事故が起きたばかりで、関電の安全管理に対する意識をいぶかる声も少なくない。

 おおい町商工会の荒木和之会長(62)は「再稼働までの手続きの一つが前進したことは、地元経済にはありがたい」と安心した様子。ただ「裁判所の判断で立地自治体は振り回されている。原発に携わる企業は、1〜4号機全てが通常運転していたときは仕事の見通しを立てられていたが、今は突発的か短期の仕事が多く、素直に喜んでいる人はいないだろう」と困惑していた。

 大飯原発から半径約1キロ圏内で40年以上民宿を営んでいる子末とし子さん(69)は「原発作業員の利用客も多い。運転することで、安全最優先でやっていることを知ってもらえると思う。私はここに住んでいることを誇りに思っているし、元気な地元に戻ってほしい」と話した。

 同町名田庄小倉畑の中野英二さん(60)は1月に高浜原発で起きた大型クレーンの倒壊に触れ「大きな事故が起きて不安になった。関電を信頼していたけれど、地元住民と対面して話す機会があまりないのも残念だ」と話し、住民不安の払しょくへの取り組みに疑問を呈した。


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