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作物セシウム硫酸塩で半減 岡山大発見 土壌に混ぜ効果

  • 2015年8月7日
  • 12:42
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土壌に混ぜると農作物へ移行、吸収されるセシウムの量を半減させられることが分かった硫酸塩の一種「中和シュベルトマナイト」
土壌に混ぜると農作物へ移行、吸収されるセシウムの量を半減させられることが分かった硫酸塩の一種「中和シュベルトマナイト」

 東京電力福島第1原発事故で放出された放射性セシウムに汚染された畑などに、硫酸塩の一種「中和シュベルトマナイト」を混ぜると、土壌から農作物へ移行、吸収されるセシウムの量を半減させられることを岡山大大学院の石川彰彦准教授(医薬品化学)らのチームが発見した。

 チームは、原発事故で耕作ができなくなった土地などで活用できるようにしたい、としている。

 シュベルトマナイトは、鉱山跡地などの水質を保全する処置をした際に発生する。酸性のため、石灰を混ぜて中和した「中和シュベルトマナイト」は、土壌にミネラルを供給する農業用資材として商品化されている。

 チームは2014年から、福島市内の畑でイネやサツマイモ、カブなどを育て、中和シュベルトマナイトを混ぜた土地と混ぜない土地で、セシウムの農作物への吸収を比較。その結果、混ぜた土地では吸収割合が半分程度になった。吸収が抑えられる仕組みは分かっておらず、研究を続ける。

 シュベルトマナイトは河川などの水からヒ素や鉛を吸収することが知られている。石川准教授は「原発事故による汚染に苦しんでいる農家の助けになれば」と話す。


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