福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

もんじゅ運転停止前提に初訓練 電源喪失想定、380人対応確認

  • 2017年2月22日
  • 09:43
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0
もんじゅの総合防災訓練で、情報収集する現地対策本部の職員ら=21日、福井県敦賀市白木のもんじゅ
もんじゅの総合防災訓練で、情報収集する現地対策本部の職員ら=21日、福井県敦賀市白木のもんじゅ

 廃炉が決まった日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で21日、本年度の総合防災訓練が行われた。運転停止状態を前提にした初の訓練で、協力会社を含め約380人が全交流電源喪失時の緊急対応を確認した。

 原子力災害対策特別措置法と原子炉等規制法に基づき年1回行っている。これまでは運転中を想定して訓練を行ってきたが、廃炉決定により、原子炉が200度未満の低温停止状態の現状を前提とした。

 若狭湾沖でマグニチュード8・1の地震が起こり、嶺南で震度5強、大津波警報が発令された―との想定。外部電源を喪失し、津波で非常用ディーゼル発電機も使えなくなり、電源車を使い復旧するまでを訓練した。

 もんじゅ敷地内にある総合管理棟の緊急対策室には、幹部らが現地対策本部を設置し情報収集に当たった。本部長の青砥紀身(あおとかずみ)所長は「全ての作業を中止し、作業員の人数把握を。海抜21メートル以下にいる人を引き揚げさせよ」などと指示した。

 運転、放射線管理、避難救急、消防などの班に分かれ、職員らは手順や通報連絡を確認。冷却材ナトリウムや放射能の漏れがないかチェックした。

 メンテナンス建物の管理区域内で火災が発生したとして自衛消防隊が消火訓練を実施。燃料プール付近で作業していた職員が負傷し、汚染されたプール水を浴びたとの想定で、救助や除染対応も行った。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース