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高浜原発クレーン倒壊「論外」 福井県原子力専門委で委員長

  • 2017年2月14日
  • 11:20
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高浜原発構内でのクレーン倒壊事故について厳しい意見が相次いだ福井県原子力安全専門委員会=13日、福井県庁
高浜原発構内でのクレーン倒壊事故について厳しい意見が相次いだ福井県原子力安全専門委員会=13日、福井県庁

 福井県原子力安全専門委員会は13日、福井県庁で開かれ、関西電力高浜原発構内で起きたクレーン倒壊事故について、中川英之委員長が「論外だ」と発言するなど、関電の安全意識に厳しい意見が相次いだ。

 事故は1月20日に起き、高浜2号機の原子炉格納容器上部をドーム屋根で覆う安全対策工事に使うクレーンが倒れ、隣接する二つの建屋の屋根にアームが直撃した。暴風警報が出ていたにもかかわらず、クレーンのアームを折り畳んでいなかった。

 委員の一人は「暴風警報が発令されたことを認識していなかったのは驚き。原子力事業本部や各サイトで、防災情報を入手できるシステムになっていないといけない」と指摘した。

 関電側は「竜巻警報などは日本気象協会と契約し入手できるようになっているが、暴風は含まれていなかった」と不備を認め「今後、契約を見直す」とした。

 関電の原発は現在、全て停止している。委員からは「原発が止まった状況で、安全意識が劣化しているのではないか。常に緊張感を持って、安全意識を全社で共有すべきだ」と求めた。

 中川委員長は「安全管理体制は現場の意識を維持するために、事業者の立ち位置を明確にするなど、まとめ直す必要がある」と話した。

 また原子力規制委員会から運転期間延長が認められた美浜3号機について規制委から説明を受けた。このほか安全対策工事が進む大飯3、4号機については水素燃焼装置に関連し、水素爆発の可能性や影響のシミュレーションすべきとの意見があった。


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