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リズム乗せ、仏の教え若者に テクノ法要もっと熱く、福井

  • 2017年2月6日
  • 08:03
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照明や音響の技術を駆使し、テクノ法要を通じて仏教を伝える住職の朝倉さん=2016年5月、福井市東郷二ケ町の照恩寺
照明や音響の技術を駆使し、テクノ法要を通じて仏教を伝える住職の朝倉さん=2016年5月、福井市東郷二ケ町の照恩寺

 若い世代に仏教に親しんでもらおうと、浄土真宗の法要とテクノ音楽を融合させた“テクノ法要”に取り組んでいる福井市の住職が、法要の内容をより充実させる機材の購入資金をインターネット上のサービス「クラウドファンディング」で幅広く募っている。住職は「テクノ法要を通じ、お寺が従来持っていたコミュニティー機能を取り戻したい」と意気込んでいる。

 住職は福井市東郷二ケ町にある照恩寺の朝倉行宣(ぎょうせん)さん(49)。20代にDJや照明の仕事をしていた経験を生かし、テクノ法要を昨年5月と10月に本堂で行った。親鸞聖人の教え「正信偈(しょうしんげ)」や「仏説阿弥陀経(ぶっせつあみだきょう)」などをテクノのリズムに乗せて唱え、極楽浄土をイメージしたハスの花などのコンピューターグラフィックス(CG)画像をきらびやかに投影した。

 仏教は「極楽浄土は光の世界」と説き、お寺の装飾に金箔(きんぱく)が施されているのは先人たちが当時の最高の技術で光の世界を表現しようとしたからだという。今回のプロジェクトでは照明機材を増やし「現代の技術で仏様の世界をより豊かに想像できるようにしたい」(朝倉さん)という。

 昨年のテクノ法要には、子どもからお年寄りまで多くの人が訪れた。お年寄りの中には「お浄土ってきれいなところやね」と手を合わせる人もいた。父親の先代住職や門徒総代らも応援してくれるようになったという。

 朝倉さんによると、地域社会の高齢化でお寺の参拝者は年々減少し、若者の宗教離れも加速している。お寺は信仰、経営の両面において次世代の在り方が問われており、朝倉さんは「テクノ法要もネットを使った資金集めも、ふざけているように思われるかもしれないが、仏教の将来を真剣に考えた上での取り組み。過去にとらわれていては何も始まらない」と話している。クラウドファンディングの目標額は30万円。2月24日まで、サイト(https://readyfor.jp/projects/techno−hoyo)で受け付ける。問い合わせは照恩寺=電話0776(41)0252。次回のテクノ法要は5月3日を予定している。


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