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福島2号、月内にロボット調査 原子炉圧力容器下の調査

  • 2017年2月4日
  • 07:42
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福島第1原発2号機 ロボットの調査ルート
福島第1原発2号機 ロボットの調査ルート

 東京電力福島第1原発2号機で溶融核燃料(デブリ)の可能性がある堆積物が見つかった原子炉圧力容器真下の調査について、東電福島第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏最高責任者は3日、共同通信の取材に「自走式ロボットによる調査は可能だ」と話し、月内に調査を実施したい考えを示した。

 調査現場付近は極めて放射線量が高く、調査後のロボットの回収が困難になる可能性もある。増田氏は「ロボットを廃棄することになっても調べる価値がある」と強調。新たな画像や放射線量、温度のデータが得られれば堆積物がデブリかどうか判断できる、とした。

 東電は当初、圧力容器真下にある直径約5メートルの格子状の足場に自走式のロボットを投入した上で、撮影や線量測定を計画していた。しかし伸縮式パイプに取り付けたカメラを入れて事前調査した結果、足場に1メートル四方の穴など複数の脱落箇所があることが分かった。

 また格納容器内部に、空間放射線量が推定で最大530シーベルトの場所があることも判明。当初想定したコースでのロボット調査が難しい見通しとなった。

 増田氏は事前調査の画像を見た感想を「われわれが上を歩いていた足場がこんなふうになるのか、とショックがあった」とした上で「足場は熱でゆがんだのだろう。デブリが落ちて変形したというのが考えやすいが、慎重に判断したい」と述べた。

 また530シーベルトもの線量については「圧力容器の真下の線量が20シーベルトと比較的低く、壁を隔てた外側が高いことに少し疑問がある。測定ミスの可能性もある」との見解を示した。

 月内に予定するロボット調査は、足場の穴や脱落の影響で走行範囲が狭まる見込みで、詳細な手順を再検討中という。


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