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同時テロ備え図上訓練 福井県など82機関、初動確認

  • 2017年2月1日
  • 09:27
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同時テロを想定した図上訓練で情報収集などに当たる福井県職員ら=31日、福井県庁
同時テロを想定した図上訓練で情報収集などに当たる福井県職員ら=31日、福井県庁

 武装グループによるテロに備えた国民保護法に基づく国、福井県などの共同図上訓練が31日、福井県庁などで行われた。越前市内の2カ所でほぼ同時にテロが起こる事態を初めて想定。自衛隊、県警、消防、医療機関など82機関約290人が刻々と変わる状況の情報収集、負傷者救出、住民避難の手順を確かめた。

 福井県越前市の仁愛大とコンサート開催中の同市文化センターで銃乱射・爆破テロが起き、多くの死傷者が発生。犯行グループが大量の爆発物を持ったまま南越前町の北陸自動車道南条サービスエリア(SA)に逃走し、利用者らを人質に立てこもっている―との想定で行われた。

 福井県の国民保護対策連絡室に消防から一報が入ると、被害状況の把握と負傷者の早期救出、自衛隊や海上保安庁への応援要請準備、原発など重要施設の警戒強化といった初動の指示が出された。連絡室に集まった職員が現地や関係機関と連絡を取り、得られた情報を次々とホワイトボードに書き込んだ。

 国が国民保護法に基づく緊急対処事態に認定すると、連絡室から対策本部への移行を確認。越前市、南越前町とのテレビ会議も行った。

 福井県庁の別室では、実際には事態が発生した市町に設置する現地調整所の運営を訓練した。県、市、警察、消防の職員が地図を囲み、負傷者の搬送や住民の避難、屋内退避といった対応を検討した。

 訓練終了後、福井県の木村正二危機対策監は「錯綜(さくそう)する情報を収集、分析、判断するスキルは一層高める必要がある。各機関と顔の見える関係を保ち、一般災害にも展開したい」と講評した。


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